困ってないのに落ち込まない

以前の記事で書いたように、私はしょっちゅう電車の移動でミスします。

今日も、お目当ての電車は暫く来ないと思っていたせいでスマホに集中してしまい、実はその電車が目の前にいるのに見送ってしまいました。せっかくホームで並んでいたのに‥。

 

こういう時、

「なんでいつも失敗しちゃうんだろう‥この先私は生きていけるのだろうか‥ズーン」という調子ですごく落ち込みます。

 

でも、今日は「まあ、でも予定に遅れたわけじゃないし」と思えたのです。

 

そう、電車は逃したけれど私も含めた誰も迷惑してない。

 スマートに動けなかっただけで、何も困ることは起こっていない。

 

もちろん、乗りたかった電車に乗れていたら目的地に着くのもちょっと早くて、その先の行動にゆとりが生まれていたでしょう。

この僅かな差はバタフライ効果で将来に大きな違いをもたらしたかもしれません。

 

でも、そんな自分にコントロール出来ないことをいちいち気にするのは体力の浪費なのかもと思います。無駄に働かされて、心が可哀想です。

 

 

困ってないのに落ち込まない。

 

最近私が意識していることのお話でした。

素直

好意も厚意を素直に受け取れないのが わたしのよくないところです。

 

嬉しい、はすぐに同じだけの悲しみや怒りに変わり、

 

思いやりにはそもそも気づけなかったりします。

 

それはわたしが裏のある言葉ばかり発しているからではないのです。

 

わたし自身は心からの気持ちを人に伝えるようにしていますが、

その自負こそが自と他を極端に対照化しているのではないかと思います。

 

自分は大事にされる存在ではない、

という自信の無さも関係しているのでしょう。まさか わたしがそんな言葉をかけられるはずがないと思っている。自分宛のポストの口が狭いのです。

 

 

言葉を文字通りに受けとることは、案外とても難しい。

 

 素直って、努力のいることですね。

 

嬉しい気持ちを嬉しいままにしておけないのは辛いので、素直になりたい、となかなか切実に思います。

 

始めるなら言葉のキャッチの練習からでしょうか。いまのわたしは受け取った言葉をよくも見ず、反射的に投げ返しています。ありのままのボールの姿を怖がらずに見る。そんなところから、私は素直になるトレーニングをやってみます。

 

白いキリン

白いキリンのお話を書きたいな、

 

と思っています。

 

けさ、わたしの前に現れた毛の白いキリンのお話です。

 

もう会えないかもしれないあの動物の

 

美しさ

不思議さ

狂おしさを

忘れたくないなあ、と思うのです。

 

きょうはキリンのことで頭がいっぱいで、

わくわく、せつない一日でした。

 

 

反射

戸棚の上の薬箱を引っ張り出そうとして、隣の洗剤ボトルを落としてしまった。

 

深夜1時前に、おぼつかない目。おまけにキャッチを任されたのは聞き手と逆。

 

絶対落とす。床にぶつかる音が続くのだろうと思ったら、なんとボトルがスパッと左手に収まった。

 

この一瞬、私の左手は私の意思を離れて動いたように思う。まるで誰かに引っ張られるように。

 

小人か妖精か、お化けか神か知らないが、

彼らのイタズラ心によく救われる。

 

 

 

ドラッグストアで買えます

「コルゲンコーワIB透明カプセルα」

「日新薬品工業 アズゼグローチ18錠」

やばい成分が入っているんじゃないかと思うくらい、喉から引いた風邪に効きます。

風邪を引いた翌日午後には概ね治っていました。

 

花粉症の方と、ここ数日の気温差でやられた方と、

鼻すすりで輪唱する街

コップの水

 

 

ビニール傘の中よりこちらを見据えて

 

ガラスの馬車にのせてあげる という男の子

 

小学校の同級生一色白で 瞳の大きかった彼の姿を借りていた

 

なんてキザ

 

でも そのたとえ いいな

 

雨と

紫陽花と

 

ビニールの透明

肌の白

 

葉も青を帯びる清潔な空間