友達がブログを読んでくれた
「はてな(ブログ)読んだよ」
だけでも嬉しいのに
「あれがよかった」
と感想をもらえて、
しかもその記事が
「美しいひと」
だったので
私は三段階で嬉しくなりました。
彼女はあの記事を読んで
「(ひとの言葉を)頭から否定しないで、まず受けとめるようにするね」と言ってくれたのですが、これはとても意外な反応でした。
私にとってあの記事は、先輩についてのろけを綴った文章です。
普段は「はい」か「よくわかんないですけど」でしか返事をされない先輩が、いつもと違う反応をくださった。その時の喜びを書き留めたもので、非常に私的で抽象的、分かりにくい文章になったと思っていました。
このブログを始めから読んでくださっている方や、私を知っている方には辛うじて「ああ、例の先輩のことかな」と察される程度のものを書いたと思っていたのです。
ですから、あの記事に反省のきっかけがあったというのは意外でした。
でも、言われてみれば記事に先輩関連の記述はありませんし、
私は自分の私的な体験を記事では一般的な感覚に落としこもうとしていた記憶があります。彼女はそれを感じ取ってくれたのでしょう。
自分の書いたものが人から解釈を与えられる喜びを、私は今夜初めて感じました。